キャンプQ&A燻製編(1)燻煙材はどう選ぶ?
2020.10.28
こんにちは。今回の記事のテーマは「燻煙材はどう選ぶ?」です。
「スモーキーフレーバー」ですが、ひとつひとつに風味や食材との相性といった特徴があります!
今回はそれぞれの特徴を、ひとつずつ解説していきます。
サクラ
日本でもっともポピュラーなフレーバーです。
香りが強いため、肉・魚とあらゆる食材に合いますが、 白身魚などたんぱくな味の食材にはあまり使われないようです。
これから燻製を始めるという方に、まずオススメしたい代表的フレーバーですね。
ヒッコリー
個性の強いサクラと比べるとややスッキリした香り。
仕上がりにほのかな酸味と渋味が加わり、欧米で人気が高いようです。
市販されている燻製食材に近い風味があり、あらゆる食材にオールマイティーに使えます。
ウイスキーオーク
最近とても人気のあるフレーバーです。
洋酒の樽として30年以上使われたオーク材を使用しています。
食材に甘く芳醇な香りが付けられ、こちらも多くの食材に使える万能タイプです。
リンゴ
これも日本で人気のあるフレーバーです。
甘くマイルドな果実の香りが特徴です。
サクラとは対照的に、鶏肉や白身魚といったくせのない食材、またチーズとも相性が良いです。
クルミ
スッキリしたクセのない香りが特徴のクルミ。
仕上がりはかすかにナッツのような風味が漂うようです。
こちらもチーズと相性が良いです。
ナラ
渋みのある香りで食材の臭みを抑えてくれます。
色づきがいいのも大きな特徴です。
干物やスルメイカなどの魚介類との相性が抜群です。
ブレンド
以上のチップを独自に混ぜ合わせたもの。
あらゆる食材にマッチするように作られています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いや~燻製の世界は奥が深そうですね!
まあ難しく考えずに、簡単なレシピからはじめてみてはいかがでしょうか?
どうしても迷ってしまうときには、「サクラ」か「ブレンド」にすると失敗が少ないと思います。
さて、「キャンプQ&A」は次回も燻製!
「チップとウッドの違い」と「熱燻と温燻」について、順次ご紹介していきます。
お楽しみに!