テンションをかけてしっかりと編み込まれた、
熟練の職人によるオールハンドメイドの拘りの詰まったニット。
ヒマラヤ山脈の麓にある街、ネパールのカトマンズはヒマラヤ登山の玄関口となっております。
古くから欧米人の滞在者が多く、手編みニットの技術が伝わったと言われております。
1950年以前、まだアウトドアウェアが確立されていな頃、現地のシェルパや登山者は天然の
機能素材である羊毛やヤクの毛で編まれたニットウェアと毛皮を身に着けて、
極寒で過酷な山岳地帯の気候から身を守ったと言われています。
ヒマラヤの登山者と昔はギアであった手編みのニットの歴史と背景に
オマージュして生まれたブランド「HIMALAYAN CLIMBER'S HAND-KNIT」です。
伝承によって引き継がれる
「手編み」の技術と文化
古くから欧米より訪れた来訪者により伝わった手編みの文化がネパール、カトマンズに根付き成熟され、文化として今も伝承し続けている手工業。熟練の職人による温かみのあるオールハンドニットのセーター。編みあがったパーツとパーツを組み合わせるリンキングという作業もすべて手作業で行います。
使用される素材全てが現地の生活に
紐付いたもの
ボタンは水牛の角から削り出して作る、手の込んだ非常に希少性の高いボタンを使用。水牛の角は中身が空洞になっている部分が多く、使用している30mm径のボタンは一本の角から数個しか取れません。
ボタンに刻まれたヒマラヤ山脈をイメージした刻印も職人による手彫りよるものである。ベイキングという焼きの作業も手作業で、クラシックなブラウンカラーに変色したボタンは商品との相性も抜群です。
糸を紡ぎ、色を染めて
全てを現地で一貫してこその品質
原毛はニュージーランドより良質なWOOLをネパールにインポート。現地にて紡績、染色を行い原料からすべて現地職人が携わる徹底ぶり。
毛糸に紡ぐ際は強撚といい一本一本の糸を強く撚ることで、より強くてガッチリした毛糸を作ります。必然糸量も多く使用し防寒性に富んだ頑丈な製品になります。
FOR HIMALAYAN CLIMBER'S HAND-KNIT
熟練の職人でも月に3~4枚しか編めないHIMALAYAN CLIMBER'S HAND-KNIT(ヒマラヤンクライマーズハンドニット)のセーター。羽織るとしっかりと目が詰まったニットなのに非常に軽いことに驚きます。ニュージーランド産の上質なウールを使用しているので保温性と着心地の良さは抜群です。そして登山の歴史を紐解くような懐かしさを感じるデザインに心もあたたまります。
さらに水牛の角でつくったボタンなど細部まで現地の生活に紐づいており、長く着続けたい1枚です。高品質なハンドメイド品にもかかわらず価格を抑えているのもうれしいですね。